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未来へ



過去へ

2004.11.28 

カウンターが、いつのまにか8000を超えている。
やばいなー。
実はまた、しょうこりもなく「キリ番Tシャツプレゼント」を考えていた。

最初に狙った「6666 
(なんとなく)」は、静岡後の呆然のさなかに過ぎ、
次に狙った「7793 (七草。 私の誕生日に、御飯と一緒に煮て食べるらしい七種の草。
いつか食べるんだろうと思っていたが、未だ食べたことはない)」、
「7884 (名古屋銘菓、納屋橋饅頭。 こないだもらって食べて美味しかったから)」は、
なんとなく意気消沈の波に呑まれて過ぎ、
もうこれでいいや、と決めた「8284 (京都銘菓、八つ橋。 単に連想した)」さえ、
コタツのスイッチが入らないことで気が動転している間に過ぎてしまった。

「この、愚図が!!」
やけになって、コタツに当り散らす私。
「お前なんかもう捨てだ、捨てっ。 ふっ、お別れだな、じゃっ!」
愛憎渦巻く修羅場を演じる我々のあいだに、ちょっとはクールなほうの私が割って入る。
「まあ、落ちつけや」
あ、なんか腹立つなー。 余裕ぶっちゃって。
もとはといやあ、全部お前のせいみたいな気すらしてきたぞ。
私とコタツの疑惑の眼差しを涼しい顔で受け流し、そいつは続ける。
「だいたい、そんなに焦る必要がどこにある?」

うっ、そうか…。
考えてみれば、Tシャツプレゼントは私が急遽勝手に決めたことであり、
この計画が遅延していることも、私以外にはまだ誰も知らない。

ふう。
一人相撲の終わったことを知り、私は少し落ち着く。
今では罪のないコタツを殴った手が痛い。 罵った口が痛い。
「もうすぐ10000番だなあ。」
フーーッとタバコの煙を吐き出しながら、そいつがのどかに言う。
えーっ、いちまん? まさか、そんな、おおげさな。
しかし、私の脳みその中の皮算用エリアまでもが、
うまくすれば年内にもそれはやってくるでしょうと告げている。

10000か…。
ひょっとしたらこれでいいのかも。
なんとなく、理にかなってるし。
あ、そういえば、イカすTシャツを作る人と、最近知り合いになったなあ。




       決定  「第2回 Tシャツプレゼント」
 対象者   : このホームページのキリ番10000をゲットした人
 デザイン  : 未定
 デザイナー: 私の頭の中だけで決定
           もし断られたら、たぶん自分
 目的    : 今や、そのTシャツをこの目で見てみたいから

少し不安気に身をよじる無地T

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